岡田さんの本、『憶えている: 40代でがんになったひとり出版社の1908日』を、奥様の裕子さんからひとあしさきに頂きました。
いかアサの装丁デザインもされた宗利さんのお仕事の、白いカバーが素敵です。
写真だとちゃんと伝わらないだろうなという、繊細なカバーデザインでした。
私は誰かの文章を読むと色が思い浮かぶタイプの人間なのですが(音楽でもたまにあるけど、文章の方が多い)岡田さんの文章のイメージは白と白に近い薄青だったので、カバーを外して薄青も配色されているのを見たときに、すごいな、これは全員共通するイメージだったのかな、とちょっと感動しました。
岡田さんのブログは毎日読んでいたので、すべての文章に読み覚えがあります。
少し読み進めたり、飛ばして真ん中あたりを読んでみたりしても、すべて憶えてる。なるほど、ここでもタイトル回収か、と思いました。
岡田さんの作る本はいつもぶ厚いな。
大事に大事に、ゆっくり読もうと思います。
読み終えても、たまに開いて読み返すんだと思います。