岡田さんの教えとモビプレップ

大腸内視鏡検査をしたことは昨日の記事でお伝えしてましたが、今日はその下剤のお話。

去年も検査前に飲んだこのモビプレップという下剤がもうガチで不味くて飲むのにとても苦労したんですが、当時ちょうど同時期に偶然同じ大腸内視鏡検査で同じ下剤を飲んだ岡田さんから「冷やすと飲みやすくなるから今度は氷を持ち込んでみては」というお知恵を頂いていたので、そ、それだー！！と思って、今年は氷を詰めた水筒を持参したんです。

（映えを意識してシネマ風の加工を施した下剤と秘密兵器の氷入り水筒）


いざ氷入りで飲んでみたところ、信じられないくらい飲みやすくなりました。

いやいける、これだったら全然いける！と、午前中の陽がさんさんと差し込む病院の個室で岡田さんにめちゃくちゃ感謝しながら下剤を決めました。
岡田さんはいつもここぞという時に私に知恵ややる気をくれるんだ。

そんな感じで去年は味のまずさと薬の効かなさに二重で苦しめられたモビプレップなのですが（↓去年の様子）


今年は半分勝ったから楽勝だ！！
去年全然効かなかったのは当時ちょっと頑固な便秘を患っていたからでこの一年でそれは全解消して毎日快便児になっているから薬の効きも健常者なみになっているはずだぜ！と挑んだものの、

とりあえず２時間かけてためしに１リットル（+お茶600ml）飲んだんだけど水もうんちもミリもでなくてですね。

そんなことある？？？？

なんだこのデジャヴ。

お茶と下剤でパンパンになったおなかをかかえ吐き気に耐えながら涙目で看護師さんに「すみません今年も出ません……」と泣きついて、看護師さんにも「あらぁ～」って言われて、去年はここから浣腸決めてもらって無理やり排出させたので今年もまたその流れになりそうだなあと思ったらつい「浣腸やだなあ……」とこぼしてしまい、そしたら温情で座薬に変更してくれました。（座薬なら自分で入れられるから気持ちが楽なんじゃ）

そして座薬入れたら徐々に薬も効き始めてなんとか検査を受けられる状態まで腸を空にすることができたという。

去年「モビプレップ1.5リットルのんだけど全然効かんかった」ってブログで書いたとき、「あの下剤で効かない人っているの……？」ってSNSでおののかれたんだけど、いるよいます。ここにいる。

でも二回やってもうはっきりしたんだけど、これ薬が効いてないわけじゃないな、問題は別のとこにあるぞと気づきました。

あのね私実は、外で大便ができない人間なんですよ。それも多分割と極端な方。物心ついてから以降、人生で自宅以外のトイレで排便したのは片手の指で数えられる程度なんです。うち二回が今回と前回。あとは出産時とか一週間以上の旅行とか。

潔癖症とかそういうのではなくもうほんとに何故かうんちだけは外でできなくて、出したいけど外のトイレが嫌だから我慢しちゃうとかじゃなくて、どんなにきれいで落ち着けるトイレでも基本、自宅以外だと便意自体が絶対にこないんです。便利と言えば便利なんですが、旅行時とかたまに困りますね。（二泊三日くらいの旅行だったら余裕で排便しないで帰宅するけど、一週間以上の旅行だと二回くらいは頑張らなければいけなくなって苦労する）

ただ外で便意が来ないといってもさすがに浣腸やら座薬やらを施されれば出せるので、便秘を患っていない状態ならモビプレップでもちゃんと効果出るんじゃないかと思ってたら見事に出なかったよね。浣腸や炭酸ガス系の座薬よりは強制力弱いんだなこれ……みたいな。変な知見ばかり身につくなあ。

というわけで多分これ家だったら普通に効くんだろうなあと思ったんですよ。
来年は自宅でできないか頼んでみよう。病院によっては自宅でモビプレップ飲んで準備してから来院してくださいというとこもあるので、頼めば可能なんじゃないかなあと。
決まりでダメですって言われたら自分で座薬持ち込んで最初の二杯くらいで座薬入れて挑んでいいか聞いてみよう。そうしよう。来年は自宅で、ダメだったら氷と座薬持ち込みで挑むぞ。


ちなみにこの話をしたときの夫との会話こんなで↓

私「薬が効かないわけじゃなくて私のメンタルの問題なんだと思う」
夫「なるほど。あなた強いもんなあ」
私「なにが？」
夫「メンタル」

すごくこうなんというか、眉間と鼻の上にキュッ、としわが寄りました。