カテゴリ
タグ
アーサー王伝説(528)
金色のマビノギオン(526) 落書き(523) お知らせ(449) 紅茶王子(432) わんこ(374) 恋するMOON DOG(260) 映画・ドラマ・ゲーム(182) 原稿作業(162) 設定資料(145) 漫画 描き方(134) イラスト(95) 騎士どう(78) いかアサ(76) inJACKout(63) 漫画製作道具(55) クリスタ(49) プラモデル(34) 五月の鷹(29) 参考書籍(25) 吉岡家(23) オレチョコ(18) 久美子と真吾(17) 空色海岸(17) ケルト神話(14) 歴史メシ(13) 刀剣乱舞(12) 通行人スケッチ(7) おしえて真先輩!(5) アサめし(5) 夢日記(3) 三人吉三(3) アーサー王物語ネタbot(2) 検索
最新の記事
LINK
以前の記事
2024年 09月 2024年 08月 2024年 07月 2024年 06月 2024年 05月 2024年 04月 2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 2023年 05月 2023年 04月 2023年 03月 2023年 02月 2023年 01月 2022年 12月 2022年 11月 2022年 10月 2022年 09月 2022年 08月 2022年 07月 2022年 06月 2022年 05月 2022年 04月 2022年 03月 2022年 02月 2022年 01月 2021年 12月 2021年 11月 2021年 10月 2021年 09月 2021年 08月 2021年 07月 2021年 06月 2021年 05月 2021年 04月 2021年 03月 2021年 02月 2021年 01月 2020年 12月 2020年 11月 2020年 10月 2020年 09月 2020年 08月 2020年 07月 2020年 06月 2020年 05月 2020年 04月 2020年 03月 2020年 02月 2020年 01月 2019年 12月 2019年 11月 2019年 10月 2019年 09月 2019年 08月 2019年 07月 2019年 06月 2019年 05月 2019年 04月 2019年 03月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 07月 2018年 06月 2018年 05月 2018年 04月 2018年 03月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 |
※この記事は『君たちはどう生きるか』のネタバレなし感想です。 先週、なんとか時間を作って『君たちはどう生きるか』を見てきました。 前情報はめっちゃラフなポスター1枚のみで予告もなし、ストーリーも主人公も何もわからない状態でジブリのしかも宮崎作品を映画館に見に行けるという体験が今後できるだろうか?と考えたら大きな声でノーと言えるしもう絶対これはネタバレを踏んでしまう前に行かないといけない、と思うじゃないですか。 映画が始まる瞬間までどんなストーリーなのかまったくわからない、そのくせ品質は保証されているというわくわく感をもっとたくさんの人に味わってもらいたいと思ったので色んな友人に「見に行け!」と言っていたんですが、その反応として数名の友人(特に子どもさんいる人たち)から「見に行こうか悩んでるからネタバレなしで感想聞きたい」と言われたので、需要あるのかなと思ってネタバレなしで感想を書いてみようかと思いました。 結論としてめちゃくちゃ面白かったです。 家族三人で行ったんですが、帰宅直後と翌日も、結構な頻度で感想や考察が口をついて出るほど三人とも楽しみました。 良い意味で宮崎駿濃縮作品というか、とにかく今までの宮崎作品(ジブリ作品ではなく、宮崎作品)を好きだった人はぜったいわくわくするだろうなという感じ。 行くかどうか悩んでる家族持ちの友人たちは、夏休みの家族映画としてありかなしかを知りたい、映画も高くなってしまったし大金払って出かけて子ども向けじゃなかったと頭を抱えるのは避けたい、という事情もあるみたいでした。なるほど。主人公の性別どころか年代すらわかんないし、子ども向けかどうかなんて判断できないよね。 というわけで単に年齢幅だけで面白く見れるかどうかを論じてみると、宮崎作品が好きな小学校中~高学年以上のお子さんなら十分に楽しく見れると思います。 一年生とかでも大人びたアニメ映画見れるならいけるかな? トトロとポニョが好き、という幼稚園くらいの子だとちょっと厳しいかな? トトロとポニョが好きだけど千と千尋も好きって一年生だったら結構見れちゃうかも。年長さんや一年生くらいの子って感性にけっこう幅がありますよね。「うちの子は大人っぽいのもいける」という子だったらいけそうです。 トトロとポニョに比べると大人っぽいけど、『風立ちぬ』より全然子ども向け。『もののけ姫』と比べても子ども向け。千と千尋やハウルを好きな子はきっと好き。 ストーリーは、大筋はシンプルだけどキモになる部分は難解でした。 子どもにわかるかな?という質問に対しては「大人にもよくわかんねーからいける!」と答えたい。あとになって「あれどういうことだったの?」と子どもに聞かれたら「ママもわかんなかった!」って答えていいと思う。 子どもも見れるか?という問題に関してはこの辺で。 あとは大人向けへのネタバレなし感想としては、もう私は見始めてすぐ(ほぼ一分以内?)のとあるカットで「この映画は大当たりだー!!!」と心の中でガッツポーズをしました。日常生活の中の非日常な動作を主人公とその家人がするカットがあるのですが、そのアニメーションを見た瞬間に「えっこのレベルのキャラクターの動きを二時間見れるんですか!?」と非常に胸躍りました。このシーンでこんな度肝を抜かれる動きを見せてくれる作品が絵を描く人間の心をわしづかみにしないはずがないよみたいな。 そのあとも、物語の方向性がまったくわからないので一体なんなんだ、なんなんだ、と思いながら最初の30分ほどをすごせました。何となく方向性が見えてきたぞ、あ、判ったそういうことねこれは『〇〇(性別)が主人公の〇〇〇(宮崎作品名)』だ!と気づいた時には鳥肌が立ったし、全然わからない世界を手探りで進むしかなかった間は主人公の困惑や戸惑いや憤りに同調しながら歩んでいたなと後になって思い返しました。 完全に主人公の視点と同化してた。こんな体験そうそうできない。どんな世界観なのかまったく知らずに見れてよかった、と思った体験でした。 キャラクターの動きもだけど背景美術もすごかった。 とにかく、絵を描く人間や絵を鑑賞することが好きな人間にはお宝のようなアニメ映画かと思います。ほんとにこんな作品を世に出してくれてありがとうスタジオジブリ……。円盤絶対買います。 鈴木プロデューサーの手のひらの上で転がされた気分がどうしてもぬぐえないんだけどそれ差っ引いても見に行って良かったと思うので鈴木プロデューサーありがとう! 実際この宣伝手法じゃなかったらいかなかったかもしれないもんな…… あと私実は宮崎映画に登場する男性キャラは『もののけ姫』のアシタカがど性癖なんですが、そんな私が今回の映画では超々々ご機嫌になりました。 同好の士の方々は、ぜひ見ておくべき映画かと。 ※当ブログの画像の借用転載、改変転載等はいかなる場合も禁止します※ ※Reproduction is prohibited※
by nanpei_yamada
| 2023-07-24 00:00
| 落書き:その他
|
ファン申請 |
||