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昨日の記事を岡田さんに共感してもらえて頑張った甲斐がありました。
「人間は考える管である 愛と苦しみの内視鏡」 (記事タイトル秀逸すぎません?) 実は自分の検査前に岡田さんの入院中の大腸カメラの記事を拝見していて「あーきっとこの下剤私の飲む予定のと同じのだ…」と思って戦々恐々としていたので、下剤飲んでる時間の半分くらいは岡田さんのことを考えていました。そんな迷惑な告白。 大腸カメラはね……検査日程が決まったあと、多分みんなめちゃくちゃ不安で色々調べまくるんですよ。「大腸内視鏡」でグーグル先生にお伺いを立てると表示される予測検索ワードで、調べる人々の不安内容が垣間見れます。 私も身の回りの経験者に色々聞いてまわってたんですが、これ事前準備を前日に自宅でするよう指示される方も多いらしく、自分の生活圏内の使い慣れたトイレでやれるほうがいいよなあ…と思うので、来年は自宅準備でいけないか先生に相談してみよう。あ、あと私は「これは絶対要る」と思って、娘が生まれてからもうずっと自宅で愛用している「トイレに流せるお尻ふきシート」をひとパック持っていきました。トイレに流せるお尻ふきシート、女性は育児経験なくても常備しておくととてもいいですよ。月イチの女性特有イベントの時とか大活躍します。犬のお尻拭くのにも使ってるけど。 ちなみに自宅準備勢だった某さん(本人の名誉のために伏せます)が「下剤は冷やすとだいぶ飲みやすくなりますよ!」と教えてくれて、私は生ぬるい状態でのご提供だったので絶対冷やした方が飲みやすい。と飲んだあとに思いました。 あと岡田さんのブログで「看護師さんが氷の入ったカップも用意してくれた」とあって、それいい!次はロックで頂こう!(できれば自宅で)と思うなどしました。 (ところでこの下剤モビプレップというんですが、調べていると市販で買えないかをさぐっている方がけっこういるので、えっあれ好きなの!?家で飲みたいの!?とギョッとしたんですけども。どうやらダイエット目的で入手したい人がいるようです。えっやめたほうがいいと思うよ……なぜこんな苦行をあえて選ぶの?他にいくらでもあるでしょ減量方法…!? 踏み台昇降したり歩いたりしたらいいんじゃないかな!?) 下剤を飲むコツみたいなのは飲んでいるとさすがに習得するようで、私の場合「ゴクゴクゴク」と一度に三口飲んでしまうと一気に吐き気が来るので、一度に飲むのを「ゴクゴク」と二口にしたら苦労しつつも飲み進められました。別に一気飲みしなくてもよくて、コップ一杯を10~15分かけて飲めばいいので一口ずつでもいいんですが、そうすると亀のあゆみのようにコップの下剤が減らなくて、せっかちな私には一口ずつはつらかったのです。 あとは「出ねぇ!」と思いつつ飲んでる最中に看護師さんに「動くといいのよー。歩いたりストレッチしてみたりしてみてー」と言われたので「なるほど犬だって歩かないとうんこでないもんね」と納得してそれも試してみたのですが、すでに1リットルの下剤(+ほぼ同量のお茶)の仕込まれた胴体を引きずりながら病室内を歩いたり腰をひねらせたりすると着実におかしな脂汗と吐き気をもよおすので、これは飲みはじめに聞きたいライフハックだったな……。つぎは最初からうろうろしまくろう……。 下剤の話ばっかりしましたが、本番の内視鏡検査の苦しみはどうだったかという話。 大腸カメラ、普通はカメラを肛門からぐーっと一気に最終地点である盲腸のとこまで入れてしまって、帰り道が本番なんですね。終点からスタートして入口(※正確には出口です)まで戻る時に内部の撮影をするんですが、この最初に奥までいれる過程がシンプルに地獄。これはもう麻酔なしでは無理らしくたいてい鎮静麻酔を使うそうです。私の場合、最初横向きになって枕かかえさせられて点滴から麻酔を入れられてはいカメラが入っていきますよーという段になると、なんかけっこうガチめに苦しくて(何度かあるカーブのときが最高にきつい)あががごごウぐぐぐみたいな悲鳴とも呻きともつかない断末魔をあげていたような覚えはあるし優しくなだめてくれている看護師さんの手の平の感触もうっすら記憶にはあるんですが、鎮静剤で朦朧としながらなので鮮明には覚えていません。凄いぞ鎮静剤。 それで無事入ったあとは(えっ仰向けいいの!?と思いつつ)仰向けにされて先生がカメラで撮影しながら詳細を説明してくれるんですが、この段階でもけっこうぼんやりしていつつも「自分の内臓を見れる」という好奇心が勝ちまして、入れられるときよりもはっきりした頭で全部説明を聞くことが出来ました。あと、帰り道は全然苦しくなかった。 多分この段階でも麻酔よく効いて意識なくしちゃう人もいるんでしょうけど、その場合も検査後の診察で撮影した画像とともにちゃんと説明してもらえる筈なので、特に自分の内臓つぶさに見たくない人は寝ちゃってるほうが楽ですよね。 ちなみに以前胃カメラでも鎮静法を利用したことがあるんですが、その時は私は全部寝ちゃってたんです。今回も寝ちゃうかな、ちゃんと見たいな、と思っていたので作家の好奇心と意思の力が勝ちました。 検査が終わったあとは麻酔が完全に抜けるまで小一時間寝かせてもらって迎えにきてくれた家族と一緒にもう一度検査結果を聞いておしまいです。麻酔から起きた時にエレベーターに付き添ってくれた看護師さん(おそらく私よりちょっとだけ年上のおばさま)に「ちゃんと歩けてて凄い元気ね!若いからかしらねー」と言われたので、麻酔あけでぼんやりした頭だったためとても素直に「もう五十なので若くないです!(*´▽`*)」と言ってしまったんですが(もうやだ自分)「全然よー!80や90のおばあちゃんも同じ検査するのよー!?」と言われました。うわあ……あと40年お世話になります……。 食べて消化して吸収したら残りを出す。 その間ずっと絶え間なく、なにかを考えて作って生み出してなにかに笑って喜んで怒って悩んでたまに泣いて、それを90年。 人間は考える管。なるほどなとしみじみ思ったのでした。 帰宅直後ずっとはなれなかった犬 ![]() それとここからは私信ですが、私はそれがどんな内容であっても岡田さんの日記にいつも考えるちからや勇気をもらっています。今後も、どんな内容でも思ったことを発信していってほしいと思います。
by nanpei_yamada
| 2022-08-24 00:00
| 日記
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