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四月にはいってからずっと、『五月の鷹』の小冊子用の原稿を続けていました。もう全部上がったんですが、作業工程をスクショなどで記録しておいたので何回かに分けて記事にしてみます。
通常のお仕事だと、発売(配信)前の作品の画像や内容は公開しないようにしているのですが、今回は販売物ではないしサウザンブックスさんからも許可がでたので、まだ全然発行前ですが作業工程公開とあいなりました(*´▽`*) 『五月の鷹』の特典用描き下ろしは、ショートコミック14Pと、オリジナルブックカバー用のフルカラーイラストが一枚です。 ショートコミックの白黒原稿は「ネーム(漫画の絵コンテのようなもの)」と「下絵とペン入れ」をアナログでやって、それを取り込んで背景やベタ・効果(トーン含む)をデジタルで書き込んでいます。 これは『五月の鷹』ショートコミックの4P目の取り込み後の原稿なのですが、↓ ![]() 黒くペン入れしてある部分がアナログペン入れしてある部分で、そのほかはデジタル処理予定のコマです。コマ枠内の青い線は青の水彩ボールペンで書き込んであります。(目盛りの青は印刷です) このページに関しては、アナログ作業は全体の1割くらいです。 これは背景がメインになっているコマなので特にこういうことがおきます。 メインは背景で、人物は背景にあわせて描きたいので、じゃあ人物もデジタルペン入れのほうがいいなという場合、こんな風に青ボールペンであたりだけとっておいて人物もデジタルでペン入れをします。 1コマ目の作業工程はこんな感じ。 まず背景を描きます。 ![]() パース定規やツール的な定規は使いません。背景用に使用しているペンを使って、直線を引く時だけShift+で線を引いてます。 パース定規を使わない理由は「ここちょっとパース的なウソつきたいな」と思ったときに面倒だからで、ツールの定規を使わない理由は直線を描きたいときとフリーで描きたいときの切り替えがわずらわしいからです。 私の描く背景はちゃんとした消失点を取らずほぼカンで描いているので、正確なパース的にはかなりウソが多いです。良く見るとすごいおかしいことになっててもぱっと見で自然に見えていればそれでオッケーと思っているので(乱暴) 背景が描けたらそこに置いていくように人物を描いていきます。 (描いた背景は100%表示しておくと邪魔になるので透過率を上げて薄くしてます) ![]() 最初のアタリを頼ってさくさく描いてみて、いけそうだと判断したら下絵はしません。「なんか上手く描けないな」と思ったら下絵もします。 多分私はこんなふうに、パースにあんまり執着しなかったり下絵なしでペン入れしたりするから原稿自体の速度も速いんじゃないかなと思います。 このコマは下絵なしでアタリだけでペン入れできたのでとても早く描けました。 人物が全部はいったとこ↓ ![]() トーンを貼ったり他のコマにもキャラを書き込んだりして完成したページ↓ ![]() 最初のアナログペン入れが全体の1割ほどの割合だったというのがお分かりいただけたでしょうかw
by nanpei_yamada
| 2021-04-10 00:00
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