音食紀行の遠藤さんから、著書の
『宮廷楽長サリエーリのお菓子な食卓』をいただいてしまいました。ありがとうございます!(橋渡ししてくださったみずき書林の岡田さんもありがとうございました。来年は円卓メシめちゃくちゃ楽しみにしています)
しかもサイン本なんだ。
こういうの自慢みたいでいやらしいですよね。
わかります。でも実際は本を送る側からしたら、送られた人が発売日直前や直後にわーい!って喜んで報告してもらえるとそれはそれで宣伝になるから全然迷惑じゃないしお礼代わりにもなるんだよ?という言い訳とともに自慢させていただきました。ヘへ。
「お菓子な食卓」とタイトルにあるからにはお菓子しか載っていないのかというとそういうことでもなく、スープやローストチキンなんかも紹介されているので、私でも、見るだけでなく試せる……(*´▽`*)(『紅茶王子』なんて描いていたくせに実は私はお菓子作成の失敗率がめちゃくちゃ高いんですよ……)
あと、表紙がザッハ・トルテだったので「わーザッハ・トルテだ好き!」と思ってレシピを見たら、こうだった。
そうですよね。たしかにね。そして「ふっ、やられちゃったな……」と思いながら初心に返ってレシピ目録を見たら「ヴィーナスの乳首」が目に飛び込んできて「あっ知ってるでも音食紀行さんのはどんなの!?」と思って本文にとんだら、すごかった。ヴィーナス。
乳首の色だったりザッハじゃなかったり、こういう遊び心好きです、遠藤さん。
ちなみにザッハじゃないトルテの事情はちゃんと書籍内で語られていて、とても楽しい読み物になっています。遠藤さんの料理本はレシピ本としても優秀ですが、読み物としてもとても面白いのです。
音食紀行さんのヴィーナスのそれがどんなあれかなのかもあわせて、ぜひ本書をお手にとってご確認ください。