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ツイッターでサッチャー錯視が話題になっていますよね。
私も今回初めて知って、やはり初めて知った夫とおもしろがってたんですが、大学で心理学をやっていた娘は知っていたようで、 「”相貌失認の患者では生じない”っていう部分で、神経心理学でお世話になった」 と言われて、さらに「へー!」となりました。 顔のパーツが上下逆になっている状態で見ても違和感を感じないのは脳が自然と人の顔としての正常値への補正をかけているわけで、相貌失認を持っていると顔の認識能力自体が低いからかえって引っ掛からない(補正が行われない)というわけなんでしょうかね。なかなか興味深いなあ。 実は多分同じ現象で金マビ描いてたときにえらくつまづいたことがあって、その時の苦労を思い出しました。 そして、なるほどあれは脳の補正のせいだったのか、と納得しました。 一話のアーサーのこのカットなんですが、 (作中ではあたかもたまきかのような演出がされていますが、アーサーです) ![]() で、最初のネームをさかさまの状態で描いたあとひっくり返してそれを下敷きに下絵を描こうとしたら、当然まあ、ネームのデッサンがおかしいわけです。ここまではまったくの想定内で、「まあそうだよねー(ヽ´ω`)」と思いつつひっくり返した状態で下絵をし、そのまま特に確認もせずにひっくり返したままペンを入れました。うん、ちゃんと描けたよと思って原稿用紙を上下正しい状態に戻してみたら、えっなんか最初のネームのときの印象と違う。表情も理想と掛け離れてる。なんで!?となって、え?なぜ?なぜだ?と思いつつ、最初のネームの絵に一番近い仕上がりになるのはどの手順なのかさぐりつつ何度も何度も下絵とペン入れを繰り返した結果、 原稿用紙をひっくり返して下絵をして (効果:デッサン的に整った絵を描く) ペン入れは原稿用紙を上下正しい状態にして入れる (効果:デッサンの正確さより表現したい表情を優先する) のが一番自分の理想通りの絵になる事が判明したのです。 つまりあの第一話の冒頭シーンは、上下さかさまの状態でペン入れをした絵なのです。 これ、なんでそうなるのか判らんけどとにかくそうだからそう描こうと思ってそうしたのですが、今から思うと、ペン入れしながら補正かけてたんだろうなあ。面白い……。 今でも1巻の冒頭シーンは、ひっくりかえして見ると「やっぱなんか違う顔してる……」と自分では違和感を感じます。 理想は「凛々しい顔で気を失っている」という絵で、普通に見るとそう描けて見えるのですが、ひっくり返してみると意外と儚げな感じで意識を失ってるんですよw 「金マビ何度も読み返してるから冒頭シーンのアーサーはもう見慣れてるよ」というかたは、ぜひ金マビ1巻のP5を、コミックスをひっくり返して見てみてください。 なんか顔つきが違う、と思うかもしれません。
by nanpei_yamada
| 2019-10-16 00:00
| 日記
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