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最近なぜか、薔薇戦争界隈のかたからも反応を頂くようになっています。
きっかけや理由はわからないけど、目にとめてもらえたのは嬉しいです(*´▽`*) 薔薇戦争は15世紀イングランドに発生した内乱です。 同じブリテン島が舞台という共通点はあるけれど、時代も文化も国も違うし中心人物達の人種すら違うのに(金マビではアーサーはアングロサクソンの王ではなく、ローマンブリテンの王です)金マビにも興味を持って読んでもらえるのは面白いしとても嬉しいなあと思っています。 ちなみに薔薇戦争とアーサー王伝説がなんにも関わりがないかというと、それがそうでもありません。実は意外に密接な関係があるんですよね。 (ウィンチェスターのアーサー王の円卓中央にあるのは、ヨーク家とランカスター家の赤白の薔薇)(金マビの一巻子ども時代のイントロで、真がたまきに見せていた円卓です) 薔薇戦争とアーサー王伝説の関係性の話は、ボズワースの戦いでウェールズの赤竜の旗を掲げて戦ったヘンリー・テューダーの話が一番有名かもしれません。 ヘンリー・テューダーに関しては、「ウェールズ抗戦史」がとても面白いです。この本は、ブリトン人の戦いが、1世紀の女王ボウディッカの反乱に始まって、15世紀のボズワースの戦いで締めくくられています。
アーサー王文学の古典作品群のなかで現在最も代表的と言われている『アーサー王の死』も、実は薔薇戦争の真っ只中のイングランドで、トマス・マロリーという人物によって書かれた作品です。(『アーサー王の死』に関してはこの記事でちょこっと紹介しています) 予想外の界隈の方々からの反応を頂いて、私自身も薔薇戦争の中で扱われるアーサー王伝説のエピソードにあらためて興味が出てきていたタイミングで、偶然に国際アーサー王学会日本支部の公式サイトで、マロリーと薔薇戦争の関係性が書かれている記事を読んだのですが、 『アーサー王の死』の著者サー・トマス・マロリーについて 『アーサー王の死』の作者、サー・トマス・マロリーは、アーサー王伝説好きにはとても有名な人物です。サーというからには騎士なわけですが、主君は薔薇戦争の中心人物の一人、「キングメイカー」ウォリック伯リチャード・ネヴィルでした。ここまで読んでそわそわし始めた薔薇戦争好きの方も多いのではw 実は私も、マロリーが騎士の称号を持っていたことは当然知ってたけれど、誰に仕えていたかなんて意識したことなかったので(むしろ強姦とか強盗とかそんなので投獄されてた変わり者騎士という印象しか……)主君の名前を知ってけっこう驚きました。 『アーサー王の死』は「イングランド王エドワード4世の王政9年目」に獄中のマロリーの手によって完成して、ボズワースの戦いの年に出版されました。(「ボズワースの戦いってなんやねん」と思ってしまったアーサー王伝説界隈の方のために説明すると「カムランの戦い」的なポジションの重要なやつです) 内乱の、特に身内同士の裏切りや謀略を目の当たりにしながら、騎士という立場であるマロリーがどんな思いでアーサーとグウィネヴィアとランスロットの関係や、ランスロットと反目するガウェインの姿を書き綴っていたのかとか考えると、それはなんかものすごくエモいな!?と思いませんか。私は思った! 面白い記事なので、薔薇戦争好きのかたもぜひ読んでみてください(*´▽`*)
by nanpei_yamada
| 2018-09-15 00:00
| 日記
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