『中世の城日誌―少年トビアス、小姓になる』
14、5年前に衝動買いしたものなんですが今も引っ張り出しては眺めている絵本です。
(「参考書籍」タグはつけましたが、金マビの参考文献としては使用していません)
今日眺めてた時に、アーサー王伝説ネタ目当てでうちのブログを見にきてくれるかたにはドンピシャの時代と舞台だしオススメしてみようと思いました(*´▽`*)
ちなみにサイズすごいおっきいです。
金マビと比べてもこんな。

よくある中世の城を解体して図解した大型絵本のテイではあるのですが、しっかりとした主人公とストーリーがあるのがこのての本にしては珍しいかなと。
舞台は13世紀のイギリス。主人公は11歳のトビアスという少年で、彼が騎士見習いの勉強のため、伯父の城に小姓として奉公に出るお話です。トビアスは母親の言いつけで城の生活を毎日日記として書き付けるのですが、それが「お城の生活解体図鑑」の形式になっています。
トビアスという11歳の小姓の少年から見たお城の12ヶ月の生活を、大きな絵と情報量すごい文章とで追っていけます。

「13世紀」「騎士見習い」「小姓」という単語に反応してしまったり、アーサー王伝説好きで「小姓の生活?なにそれ覗き見したい」と思ってしまったひとならば、買って絶対損はしません(`・ω・´)