in JACK out にも金マビにも「同時翻訳ツール」が登場しますが、両者は仕様がちょっと違うよという話。読者さんに質問されたので説明してみます٩( 'ω' )و
in JACK out の方はSFなのでシンプルめな仕様です。
システムで自動翻訳されて相手の言語が自分の使用言語に聞こえています。
(作中でのカズの説明は
「相手の喋ってる言葉が自分の使用言語に聞こえるんだよ」)

一方金マビのほうの「湖の帯」は、自分の言葉も相手には外国語として聞こえていて、相手の喋る言葉も外国語として聞こえてるけど「お互い意味がわかる」という仕様です。
母国語の字幕がついた外国映画を外国語音声で観ている感じが一番近いかも。
(作中でのマーリンの説明は
「着けていれば誰とでも言葉が通じる」)

理解できない筈の外国語が聞こえているのに意味がわかるわけですが、帯の着用者も着用者と話している人も、なぜかそこに違和感は感じません。
外国映画を日本語字幕で見ている時も、耳からは外国語しか入ってきていないのに字幕にしか意識がいっていない人がほとんどだと思うし、多分そんな感じです。

ご理解いただけたでしょうか(*´▽`*)