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金マビのマーリン人気が無視できない感じなので、うちのマーリンはこの本のマーリンにとても影響を受けていますよという二冊をご紹介してみます。
12世紀に書かれたジェフリー・オヴ・モンマスの「マーリンの生涯」と、13世紀に書かれたロベール・ド・ボロンの「メルラン」です。(「メルラン」は仏語で「マーリン」の意味。日本語和訳タイトルは「西洋奇譚集成 魔術師マーリン」) ![]() 一冊ずつ説明してみます。 ---------------------------------------- ・マーリンの生涯 かなり入手困難系書籍なので、図書館利用をおすすめ。 うっかりネットで探すと、いまや古書で何万円もしてしまいます。 アーサー王関連書籍ってそんなのばっかり(´・ω・`) 本編自体はそれほどボリュームのない読みやすいページ数で、半分近くは訳者のかたの「マーリンというキャラクターの成り立ち」に関する歴史的考察文章なんですが(マーリンには、モデルとされる実在人物が複数います)これも凄く面白かったりします。 一番好きなのは、自分の奥さんに「私に付き合うのは大変そうだし再婚してもいいぞ。新しい旦那が視界に入ったら殺すけど」と言って奥さんのもとを去り、去り際に「あ、結婚式にはお祝い持って行くからね」って言ってほんとにお祝い持ってきたら新郎が目に入ったからその場で殺しちゃうエピソード。それを悪意なくやってるところが頭おかしくて最高……。(しかも殺し方も、鹿に乗って登場してその鹿の角を引っこ抜いて二本とも新郎に投げつけて刺し殺すという様子のおかしさ) ---------------------------------------- ・西洋奇譚集成 魔術師マーリン 「マーリンの生涯」と違って、こちらはアマゾンでも普通に買えます。 原書の「メルラン」は今まで日本語訳がなく、数年前にやっと翻訳版が出たのですが、買ったその日から一番のお気に入りになって毎日読み返してます。(フセンの数よ) 純粋に小説としても素晴らしく出来がよくて、読んでいてとても楽しいしわくわくします。 ストーリーは、マーリンの生まれる直前のエピソードからアーサーの戴冠までの物語で、少年マーリンと青年マーリンを堪能できます。元は13世紀の作品なんですが、訳が素晴らしいおかげで登場人物が全員生き生きしていてエンタメ小説並に楽しめて、かつ読みやすいです。マーリンは悪魔の計略によって人と夢魔の間に生まれた子なのですが、そのマーリン誕生の黒幕になる悪魔達さえも魅力的に描かれているのはほんとに凄いと思う。 というか、全編とおして(少年期以外は)マーリンの本来の年齢や外見が特定されずに描かれているのが本当に好き。子ども向けのアーサー王物の作品ではたいていマーリンは「わしは××じゃ」的な、老人風口調で喋らされるのがなぜか和訳作品のお約束ですが、この作品はずっと「私は××です」という口調なのです。ここほんと大事だと思う。 自分の母親を救うために法廷で裁判官を論破する幼児マーリンとか、パンドラゴンとユテルの前に姿を変えて何回も現れておちょくりつつ仲良くなっていく青年マーリンのエピソードとか大好き。(パンドラゴンはアーサーのおじさん。金マビではアンブロシウス。ユテルはアーサーのお父さん。金マビではウーゼル) ---------------------------------------- というわけで、金マビのマーリンはこの二冊から多大な影響を受けているのですが、わかりやすさ入手のしやすさから考えて、お勧めは「魔術師マーリン」のほうかも。 キャラ的には「西洋奇譚集成 魔術師マーリン」のマーリンは「人当たり良く立ち回り上手く誰からも好かれ、人をけむにまくのも上手い全知全能の預言者」という感じ。「マーリンの生涯」のマーリンは、「苦悩体質だし生きるの下手そうだけど気にしないでわが道をいく、次に何しでかすかわからない頭のおかしい預言者」(ひどい)という感じ。 共通してるのはどっちもいつもなんか楽しそう、というところ。 金マビのマーリンは、「次になにをしでかすかわからない」という部分は「マーリンの生涯」、「人当たりがよくていつも楽しそうな謎の青年」な部分は「魔術師マーリン」から影響を受けている感じですね。 興味をもたれたマーリン好きのかたは、ぜひ読んでみてください(*´▽`*) (「マーリンの生涯」のほうは図書館へ!)
by nanpei_yamada
| 2017-09-14 00:00
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