現在発売中の別花掲載の桜紅茶42話では、試しに一部(全体の割合的には一割にも満たない量)デジタルペン入れのコマがありました。(写真は42話の線画
印刷されたものを見て「やっぱりちょっと違うな」と思ったので、コミックス化の際には該当カットは全部アナログで描き直します。読者さんの中にも気づかれた方がいて、ブログへのメールで違和感のご報告とかも頂いて、ありがとうございました。(読者さんにも違和感を与えているかどうかは自分では判らないので助かります(;つД`)
デジタルペン入れ、線はアナログよりきれいに引けるし正確性も高いんだけど、抑揚がつけづらいんですよね。やっぱり今後も私は、アナログの付けペンで描いた線画を取り込んでデジタル処理、という方式で描き続けるだろうなあ。
それと、特別出演の田中兄弟とベンケイのシーンもコミックスでは差し替え予定です。時系列的には完全に間違いなので、作品ごとの関係性を真面目に楽しんでくれている読者さんを混乱させちゃうし。
これに関しては実は最初からコミックス収録の際には直す予定でした。
コミックスになることで書下ろしが増えたり加筆修正されてお得感が増えることはあっても、逆の「雑誌掲載時ならではのお得感」って「早めに読める」「大画面で読める」という部分しかないなと思っていたので、いつも雑誌で追いかけてコミックスまで買ってくれている方々へのサービス的な。
(あんまりやりすぎても逆にコミックス派のひとに不公平になっちゃうので、桜紅茶ではもうしないつもりですが!