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配信先がディズニープラスなおかげで日本ではイマイチ盛り上がっていない『Shōgun -将軍-』ですが、海外ではかなりこのドラマ盛り上がってるんですよ。キャスターが「アメリカで今もっとも見られているドラマだ」と発言している米エンタメニュースの動画も見かけたし、ちょっとネトフリ実写ワンピのときと近いムーブを感じます。あそこまでではない?いやでも大変近いよ。見てよこのロッテントマトの点数を!!!
私も楽しみにしていたので配信初日に速攻見て、現在四話の今はもうどっぷりはまってしまい毎週火曜日をじたじたしながら待っている日々です。 もうなんなのこのドラマ。回を重ねるたびに面白くなってるんだけどなんなの。ちなみに私の推しは藤さまです。 ざっくりストーリーを説明すると、17世紀の日本に漂着したジョン・ブラックソーンというイギリス人航海士(実在した西洋人サムライのウィリアム・アダムスがモデル)が吉井虎永(徳川家康がモデル)という大名に気に入られて三浦按針という名前を貰って日本初の西洋人の侍として活躍したり、鞠子(細川ガラシャがモデル)という高貴なキリシタン女性ともロマンスしちゃうよという物語です。 「なんか『ラストサムライ』みたい」って思った人がいると思いますが、そうなんです、原作は一緒なんです。ただ『ラストサムライ』は主人公がイギリス人航海士ではなくアメリカ軍人で時代も17世紀ではなく19世紀(幕末)になっています。原作改変で主人公の国籍変更はわかるけど時代まで変わってるのはなぜなの、というのは、主人公を米国人にしようと思ったら17世紀初頭は無理だからです。アメリカまだ建国前なのでね! 三浦按針、実は私の住んでる三浦半島ではけっこうめに有名な地元の偉人なんです。 でもあまり全国的には有名じゃないし、きっとそんなにすごいことした人でもなくて、西洋人なのに侍になっちゃったしボスが家康だったから名が売れたんだろうなーくらいにしか思っていなくてですね。 でも全然違ったごめんなさい。 なんかけっこうすごい人物だった。 (※以下、ドラマのネタバレはありませんが、当時の歴史背景のお話になるので、史実ネタバレも嫌な方はご注意ください) まずもって私自身が、時代劇けっこう好きな割に日本史には疎いこともあってですね。16~17世紀の、秀吉から家康に切り替わるあたりの日本のヨーロッパ貿易って、「ポルトガルが初めて日本と貿易始めてキリスト教も布教してブイブイ言わせてたと思ってたらいつの間にかオランダに切り替わっててポルトガルはどんどん影薄くなっちゃったなー」みたいな感じにしか把握していなくて、なんでそうなったのかとか、どういうことがその時起きてたのかってあまり意識したことがなかったんですよ。 秀吉がポルトガルに対してキリシタン弾圧をおこなったことやその理由も知ってはいたけど、その後ポルトガルに代わってオランダが家康から優遇された理由や、オランダ人だってキリスト教徒だったろうになぜ幕府の寵愛がポルトガルからオランダに移ったのか、ということは知らなかったんですね。そしたら成程、ポルトガルがカトリックでオランダがプロテスタントだったからなのか!と、このドラマでやっと理解しました。遅い。 まとめると、 秀吉の時代、日本との貿易を独占していたポルトガル(カトリック)がどんどん力をつけてきて、貿易してただけならともかくキリスト教の布教も並行して広めてキリシタン大名もどんどん増えていって、政治と宗教が密接に関わっていくことに脅威を感じた秀吉はキリシタン迫害を行うようになる。(※ここまでは私でも知ってた) それでも依然日本との交易はポルトガル(カトリック)のみが独占していたところにオランダ(プロテスタント)の私掠船であるリーフデ号が漂着してそこに乗船していたのがオランダ人のヤン・ヨーステンとイギリス人のウィリアム・アダムスで(※これも按針が地元の有名人だったので私も知っていた)この一行はカトリックではなくプロテスタントだった。(※ここからわたくしの未知の歴史) その頃の日本人にとってはヨーロッパの国というのはポルトガルだけで、そうじゃなくてオランダとかイギリスとかいろいろあるよということだとか、キリシタンといったらカトリックだけと思ってたろうけどプロテスタントってのもいてお互い紛争してるよ、そしてポルトガルはいずれ日本をカトリックの国にしてキリシタン大名以外を排斥させる気でいるよ、というのをウィリアム・アダムスらから家康が教わるわけですよ。 秀吉が脅威に感じて行ったキリシタン弾圧はある意味で間違っていなかったという裏付けに加えて、プロテスタントの連中は「自分たちはポルトガルと違って貿易だけやるよ。布教はしないよ」って約束してくれたから「じゃこっちのがいいじゃん」ってなった、という。しまいにはポルトガルには来航禁止令まで発令されます。 はーーーーーー。 面白いね!? (そんなこと知ってたよという方々には無知で本当に申し訳ありませんでした) 待ってということは我らが三浦按針(とヤン・ヨーステン)って日本の歴史を切り替えた凄い人だったんじゃん?? 日本で家康に気に入られて侍になった西洋人ってことしか知りませんでしたよ。えー地元だし今度供養塔にお墓参りいこ……ってなったよね。 ちなみに按針と一緒に侍になったヤン・ヨーステンは耶揚子(やようす)という日本名を貰ってその領地ものちに「八代洲(やよす)」→「八重洲(やえす)」になったそうですよ。たまにお世話になる八重洲口と自分の地元の偉人にそんな繋がりがあったとは……。 とにかくこの時代の時代劇ドラマで「17世紀の日本を舞台にしたカトリックとプロテスタントの宗教紛争」がど真ん中の主題になっているという点が、自分的にはとても新鮮でした。 17世紀の「私掠船」の存在は、20代の頃にゲームの『大航海時代』にドはまりしていたことがあったので知ってはいたんですが、単に国同士の争いという認識で宗教紛争とは思ってなかったので自分の既存の知識と新しい知識が思わぬところで一致して「わーっ!」てなる体験を久々にしたというか。 でね、あのとりあえず、ディズニープラスだから見れないしって放置してる時代劇(特にNHK大河)好きの方々は、ディズニープラスに加入してでも『Shōgun -将軍-』見たほうがいいです。オリジナルドラマだから円盤になるかどうかもわかりませんし。 これ『ラストサムライ』じゃありません。NHKの大河ドラマです。 (いや私ラストサムライもあれはあれで凄い好きなんですけどね) しかも予算数倍(へたしたら十数倍)でハリウッド技術で撮影されている大河ドラマです。衣装やセリフや役者の所作なんかは完全によくできたNHK大河なのにカメラワークや画角や光線の加減は完全に重厚めのハリウッド作品という豪華な違和感が味わえます。 時代考証、衣装美術考証など時代劇好きの日本人が見てもまっっっったく粗がないです。 着物も甲冑も素晴らしい。大名たちの着ている着物と下位の部下たちの着物と村人たちの着物、みんな素材が違うんです。あと所作も完全に大河ドラマ。打ち掛けを着て小股に歩く女性陣の足さばきはモブ女中さんに至るまで全員完ぺきだし、第一話を見た時に、誰も部屋の敷居や畳のへりを踏んでないと気づいてめちゃくちゃ嬉しくなりました。これは主演の真田広之がプロデューサーも兼任して「ハリウッドにはびこる間違った日本文化の表現を払拭したい。日本文化と時代劇を正しく伝えられる作品を作りたい」という狙いから作られているドラマなためです。 衣装デザインも日本人のデザイナーさんじゃないんですよ。なのにすげーな!みたいな。 陣羽織にグラデーションでクジャクの羽根縫い付けるとか、発想は日本的じゃないとこも多いのにしっくり来てるのはデザイナーさんがかなり勉強してるのと、あと仕立ては日本スタッフがやってるのかな……と思ったらコスチューム関係のメイキング動画見ると仕立ても向こうの人達がやってるっぽい!? ↓衣装デザインのメイキング動画 (※英語ですが、字幕オンにしたらたどたどしい日本語字幕が付きます) (※ネタバレないです) 衣装デザインは浅野忠信演じる藪重の衣装がどれも好き。黒い羽根で肩から背中を覆った陣羽織とか(しかも背中に謎にでかでかと「八幡」って書いてある。しびれる)中国の甲冑っぽさも感じる彫刻入りの胴当てとか。 四月半ばくらいには全話出そろうので、その頃になったらディズニープラス加入して一か月で見切って退会してもおつりきます。映画館に映画一本見に行くくらいの金額で『Shōgun -将軍-』10話全部見れるんですよ! 単身者の人の動画サブスクの利用方法ってこんな感じで「見たいものある時だけ一カ月契約する」スタイルではしごしていくのが賢いやり方なのかもなって最近思います。(うちは好きな時にみんなが見たいもの見れるよう家族プランではいっちゃってるからはいりっぱなしだけど)あ、あとついでに時間余ったら『ムーンナイト』も見るといいよ!マーベルものだけどMCUとはまっっったくリンクしてない単独シリーズだからこれだけで楽しめるよ! 1シーズン6話しかないしね!いやだ……2期ください……。 なんかそんな感じで。『Shōgun -将軍-』推ししてみました。 ちょっと前、鎌倉殿が大河に決まる前あたりに地元の三浦で「没後400年を記念して三浦按針を大河ドラマに!」みたいな流れが盛り上がってて地元自治体とか頑張ってたんだけど結局実現できずに終わったんですよね。『Shōgun -将軍-』ブームに乗っかってまたちょっと頑張ってNHK大河で三浦按針やってほしーなーー! むりかなーーーっ! #
by nanpei_yamada
| 2024-03-15 00:00
| 日記
金マビのおまけマンガがマンガPark で本日公開です。
PCの方はそのままどうぞ。 スマホやタブレットの方は、マンガPark のアプリをDLしてご覧下さい。 ※今回の更新はおまけバージョンなので、コイン消費はありません みっともなくじたつく男性陣の様子をお楽しみください。 ※ホワイトデー更新ですがバレンタインネタでごめんなさい※ 次回は【3/28におまけ更新】になります。 その次に本編再開できるかまたおまけ回がくるかはまだ未定です。 でも本編再開できたらベストだなーと思って頑張ります! ※当ブログの画像の借用転載、改変転載等はいかなる場合も禁止します※ ※Reproduction is prohibited※ #
by nanpei_yamada
| 2024-03-14 00:00
| お知らせ
白泉社さんから色々グッズのサンプルを頂いたので並べて写真を撮りました。
右ふたつはアニメイトさんの企画のアイシングクッキーとアクリルコースター、左のは恋犬50回記念に作ってもらったQUOカードです。 (アニメイトさんの企画の詳細はこちら→ 花丸 × Gratte)(※4/14まで) (QUOカードの詳細はこちら→ 恋犬プレゼント企画)(※終了してます) アニメイトさんのほうの「グラッテ」とはなんぞや、なのですが、上のクリームにイラストをプリントしたドリンクのことらしく(知らなかった!)担当さんが直参して写真を撮ってきてくれたのですが、(以下↓) すごい。ドリンクに見えない! なんかフタかなってくらいきれい! QUOカードのプレゼント企画は「#恋犬の好きなとこ」というハッシュタグを付けてXにてポストしてくれたかたのなかから30名にプレゼント、という企画だったんですが、とてもたくさんのご意見聞けて大変ためになりました。「なるほどやっぱりそこをちゃんと描くと喜ばれるんだな」という再確認になったり、逆にすごく意外なとこをほめてくれる方がいたりして勉強になったし、あとなにより励みになりました。 作品を続けることは手探りで進行している部分が多いので、たまにこういう機会があるのとても有難いなあ。 参加してくださった皆さんありがとうございました! あ、あと、当選者の方々のポストをちらほら拝見させて頂いたところ、添えてあった編集部からのメッセージがなにげに好評のようで、私も嬉しくなりました。へへ。あれを書いてくれたのは、実は私も紅茶王子の後半からずっとお世話になっている編集さんなんですよ。 ちなみにアイシングクッキーは二枚頂いたので一枚は食べました。 (一枚は記念に冷蔵庫でずっととっとく!) #
by nanpei_yamada
| 2024-03-13 00:25
| 日記
昨日の母の記事に色々な励ましの言葉を下さった方々、ありがとうございました。
母の写真を見て「きれい」とか「かっこいい」という言葉をかけて頂けたのがシンプルに一番嬉しかったです。 そうなんです、マンガと犬と猫が大好きで波乗りとドール作りと洋裁が趣味の、美人でやんちゃで社交家でおしゃれでかっこいい、お日さまみたいな自慢の母でした。 お棺の中できれいにお化粧されて大人しくしていた母は、お着物ではなく白くてキラキラした薄手のワンピースを着ていて、とても似合っていました。 病気をするまではお酒とたばこが大好きでした。 お葬式のあと、焼き場で家族みんなで仕出しのお弁当を食べた時に母の写真にも飲み物をお供えしました。お茶もあったのに全員が「ビールでしょ」「ビールだね」と満場一致でビールに決まって、ちょっと笑いました。 天国でようやく娘の作品をまとめ読みできるようになったかもしれない母に「お母様はどの作品のどの子がお気に入りになるのかな」と言ってくださった方がいて、優しくて甘いマスクのイケメンが好きな人だからアッサムかなアキラかなと最初は思いましたが、いやぜったい『空色海岸』の陸だな、と思い直しました。 恋多き女性だったので、天国で年下のイケメンに惑わされていないことを祈ります。 先にそちらにいった犬猫に囲まれて、大人しく娘のマンガ読んでてください。 何せそろそろ100冊を越えますからね。 ※当ブログの画像の借用転載、改変転載等はいかなる場合も禁止します※ ※Reproduction is prohibited※ #
by nanpei_yamada
| 2024-03-05 00:00
| 日記
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